2011年6月15日水曜日

目下勉強中

今日の食事のメニューはこれだけです。。


今日はちと専門的な文献

「パーティモッカ二二七戒経」



仏教では律・経・論、合わせて「三蔵」といわれる文献を土台として成り立っています。

律は仏教僧団内の規則

経はお釈迦さんの言葉

論は経に対する解釈した論

大学時代に鬼教師といわれた佐々木閑教授のもとで勉強させていただき、律に興味をもちました。

で、現在でもヒマがあればこの律の勉強をしているのだが・・・

これがおもしろい!

一見無機質な法律のような条文でかかれており、それについての注釈で構成されているのですが、

原始仏教、お釈迦さんの時代の生活模様が時空を超えて、ありありとよみがえってくるのです。。

読む度に僕は壮大でスペクタクルな気分になってしまうのです!

で、今年からある勉強会に参加することになりました。

律についての勉強会です。

講師はもちろん佐々木教授

五年計画で最終の年には、今なお小乗仏教国として名高いタイへ行き、

実際にこの律にのっとって生活している僧団(サンガ)で体験させてもらう予定です。


僕は禅宗なので、修行時代は僧堂での規則(禅宗では清規という)にのっとって生活していました。

そこでは毎日が厳しい生活でしたが、そこで培ってきた智慧と努力をもって、

この戒律の教えを理解し、 深く三法の基本のひとつ、僧であることを今一度真摯に考える、

絶好の機会であると考えます。

この「パーティモッカ二二七戒経」は日本語で「波羅提木叉(はらだいもくしゃ)」というのですが、

実際にタイのサンガで修行されている日本人比丘(僧侶)の方と仏教学者によって編纂され、

タイ国で印刷された貴重な書物です。。

中身はこんなの・・・



それを今回の勉強会の教材として送っていただいたもんだから、興奮ぎみでアップしてまいました!





佐々木閑教授

当時ではこんなダンディーではなく爆発ヘッドで、見様によっちゃマッドサイエンティストのような風貌でした。。



でもって勉強せんかったらほんまに胸ぐら掴まれて怒られた記憶がある・・・

先生ゴメンなサイ・・・

現在では京都でいっしょにお酒を呑まさせていただいております^^






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